クラニアルとは頭蓋のことですので、頭蓋療法とでも訳せましょう。実は、このクラニアル・マニピュレーションこそが、オステオパシーの真骨頂と言えるのです。
頭蓋骨というのは、大雑把に23枚の骨がジグソーパズルのように組み合わさって作られております。そして、その組み合わさった部分―縫合部といいますが―この縫合部分において、微細な動きがあるとの前提に立つわけです。その動きはすでに証明されていて、最大幅で4分の1ミリ程度です。この動きが制限されていますと、呼吸パターンが制限され、あらゆるところに障害が出ます。この動きのことをクラニアル・リズミック・インパルス、略してCRIと呼びますが、クラニアル・マニピュレーションは、フット・マニピュレーションと同じように、まずCRIを検出し、その制限を解き放つべく手技を加えるのです。その方法は考えられるどの手技よりも優しく、ソフトなタッチで行われますが、非常に強力でかつ影響力の大きいものと言えるでしょう。歯の噛み合せの問題や、他の療法では治すのが難しいと言われている難病系に威力を発揮します。最近では、医師、特に歯科医が注目し、学ぶようになっているようです。
また頭蓋操作は、首のコリや異常を和らげてからのほうがよく効きます。当塾では、首の操作をフィジースタイルネックセラピーという技法によって行います。首がよくほぐされ、これだけでも満足を得られるという方が多数いらっしゃいます。 |