足部の動きが知らないうちに制限されている為に、その影響が膝に及び、または股関節、腰の動きを拘束して、膝痛、股関節痛、腰痛を引き起こしている例があまりにも多いと言えます。「そのためにどれだけの人が不要な膝や腰の手術をしているか」とあるオステオパシー医は嘆いているくらいです。つまり、ある種の膝痛、腰痛は、足を弛めるだけで改善されるのです。それだけではありません。足の動きの制限は、骨盤、特に仙骨の位置をズラしてしまいます。そうすると、仙骨の制限パターンに陥り、ある人は婦人科系、泌尿器系の疾患と現われ、ある人は頭、首のリンパ流が滞り、強い首、肩のコリとして現われるのです。
足の動きが制限されているとは言っても、それを検出する方法を知らねばなりません。足首の動きが悪いくらいは誰でも分かりますが、普通の人が検出できないものが分かってこそ、施術に役立てることができるのです。実は足というのは非常に微細な膨張と収縮をある規則性のもとに繰り返しております。このことをプランター・リズミック・インパルス、略してPRIと呼びます。このPRIの検出をしっかり行うことによって、その人の足の状態を把握できるわけです。フット・マニピュレーションでは、まず、PRIの検出を行い、それを改善させる技術を学びます。普通のリフレクソロジーの操作とは少し違いますが、それは決して、痛いものではなく、普段味わうことのない独特の気持ち良さがあると言えるでしょう。こればかりは体感してみなければ表現できないものと思います。 |